12月の特集《印象的なラスト》
読んだ後にまた読み返したりしたくなるもの、
時が経っても忘れられないようなエンディング…。
印象的なラストが描かれた本をお届けします。
時が経っても忘れられないようなエンディング…。
印象的なラストが描かれた本をお届けします。
『52 ヘルツのクジラたち』
（町田そのこ著／中央公論新社）
52 ヘルツで鳴くクジラがいることを知っていますか？ 祖母の残した海辺の家に移り住んだ女性に起きる出来事を描いた作品。それぞれの居場所で苦しくて仕方ない毎日を送るあなたに、ぜひ読んでほしい1 冊です。
『ずっとあなたが好きでした』
（歌野晶午著／文藝春秋）
年齢を偽ってスーパーでアルバイトをする中学生の大和。バイト仲間の三千穂といい雰囲気になったが、主任が露骨な妨害を始めて…。表題作ほか全13 話を収めたサプライズ・ミステリーの名手が贈る恋愛小説集。
『パレード』
（吉田 修一著／幻冬舎）
いつの時代も現実は厳しい! 先の見えない5 人の若者達のルームシェアを舞台に、彼らの共同生活とそのひずみで起きる経過と結末が描かれています。